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<初島ダブルハンドレース2014年フォルタレーザ>

 

 627日(金)今年も一緒に乗ってくれるYさんと待ち合わせして昼過ぎにシーボニアに到着。使わない重いものを降ろしているうちに雨が本降りに。

今年はYさんが共同オーナーになっている小網代の「波勝」も何十年ぶりかで出場する。我々2人が今年の作戦を楽しそうに話しているのを見て「オレも出る!」と今年古希を迎えた代表オーナーのYoさんが急遽エントリーしたのだ。するとクラス分けも同じBクラス。レーティングも同じ0,706。「波勝」(ヤマハ30SⅡ)とハンデなしで戦うことになった。

 

昨年のBクラスはPLATUが3艇いて成績は1、3、4位。フォルタレーザは6位。今年はPLATUがすべてCクラスに上がったのでカトーは内心6位ーPLATU3艇=3位以内入賞?!と戦う前からぬか喜び!うまくすると「PASTIME2」とのワンツーフィニッシュ。間違って我々がワン!?とまで妄想して夜も眠れなかったのに・・・「波勝」が出てくるとは(苦汗)!

「波勝」には何度か乗せてもらい、小網代フリートの初島回航レースも2回体験した。その経験からボートスピードはちょっと吹いたら上りでは太刀打ちできない。なんで同じレーティングなんだよ・・・グチグチ(涙)

 

しかしこの時はまだ、YAMAHA26ⅡやYAMAHA28Sには昨年勝ったからまた今年も勝てるだろうと、なんの根拠もない自信に溢れていた・・・(恥ずかしい)。

 

雨がやむと「シャークX」が沖から帰ってきた。横山さん関根さんがダブルハンドで雨の中をセーリングしていたのだ。明日の話となりお2人から作戦を伝授。「朝は岸寄りに風が残るので岸寄りコース、どこかで南からの風を迎えに行くのがいい!」ごっつあんです!

 

艇を下架しポンツーンに泊めて艤装など準備を整えてから「波勝」のメンバーと三崎口の焼肉屋さんで作戦会議。のはずだったが、ほとんど古希のYoさんのバカ話で盛り上がり、明日の朝昼食を買い出しして艇に戻る。とYさんがちゃっかりワインを1本、Yoさんが「焼酎買ったよ」ということでポンツーンのフォルタレーザのコクピットで飲み直し。イオロスのコクピットは本当に気持ちがいい。まるでクルージング気分。さんざんバカ話していたYoさんが眠たいと言い出しこの日は4人で船内泊に。ところが!Yoさんのイビキは工事現場なみで、時々無呼吸状態になるので気になって仕方がない。おまけに寝言まではじまり「ダメダメダメ、ダメだよ○○・・・」「そうじゃない、そうじゃ・・・」なにがダメで何がそうじゃないんだ〜?!結局ほとんど熟睡できず、3時半頃Yoさんが「あ〜よく寝た」と勝手に時間より早く起き出してきて、小網代に海上係留している「波勝」までフォルタレーザでお送りする。

 

 朝5時。シーボニア出航。スタート海面の逗子沖まで機走で向かう。海上は方々からのレース艇で賑やか。湘南レースのライバル「バーバリアン」の姿も。

月1レースではライバルでも、いつもの仲間なのでクラスが違うしぜひ優勝して欲しい。

しばらく走るとなんとなくお腹がユルい。レース中だと迷惑をかけるので、今のうちに軽量化のためトイレへ。済まして出てくると今度はYさんが「私も」2人してお腹がユルい。飲み過ぎだ!そう、レースは前夜からすでにはじまっていたのだ。睡眠不足にお腹ユルユル。まったくもって「波勝」のペース。恐るべし古希のYo艇長。

 

6時10分。スタート海面に到着。アウターの位置をGPSにマーキング。本部船に海上エントリーを済ましてバウを初島方向(240度)に向ける。北東の風3mくらい。スタボーのスピンスタート。ほぼ真ラン。ラインは下有利。スタート海面にゆるい潮がある。スタートは本部船の上側で待機して、下の密集に巻き込まれない位置から出ることにする。

10分前、予告が鳴る。ラインに近づいていくと「PASTIME2」の赤いハル発見!「PASTIME2」を視野に入れやすい、「PASTIME2」のやや下位置から出ることにする。エントリー数過去最高の95艇。

 7時、一斉スタート。ホーンと同時に全艇スピンが上がる。スタートは潮を警戒して30秒遅れか?しかし各艇ブランケのかけ合いで艇速が安定せず、比較的空いていた自艇が挽回。上を見ればなんと「PASTIME2」の少し前に出ているではないか?!今、地球上で一番速くイオロスを走らせているのは俺たちだ!天国のオーナー・田中先生〜やりました〜!もう初島なんか行かなくていい。今、ここでコース短縮にしてくれ〜!!

 バルクヘッドマガジンからスタートシーン赤スピンがフォルタレーザ)

 

と思いながら周りをキョロキョロ。ライバル「波勝」の姿は見えない。有利なアウター側から出て、ブランケ地獄に陥っているのだろう。と勝手に解釈。するとようやくフレッシュウインドを掴みはじめた「PASTIME2」が昨年と同じように上へ上へ(岸寄り)とスルスル上りはじめた。シャークXから伝授された「朝は岸寄り作戦だな」と思うが距離的にはかなりロスしそう。Yさんからは「コースよりスピード重視で上らせて行こう」との指示が。しかしどんどん上って行く「PASTIME2」に追いつかない。まるで去年の再放送を見ているような光景。去年はその周辺にPLATUが3艇いた。

そして後から気づいたのだが、近くに優勝した「ネイビーブルー」もいた。写真・水色ハル。(カトーさんの間違いだと思います。)

 

江ノ島沖あたりになって戦況を確認。「波勝」は見えず。やや下に「HRUKAZE」(J24)が頑張っている。その下に「モーニングスター」前方はるか前に「BLACK JACK」後ろを見れば大型艇が多い。Bクラスの艇があまり見えないのは、ほとんど有利なアウター側から出たのだろう。今のところ上から出た艇団の方が前を走っている気がする。

BLACK JACK」がジャイブ、南にコースを変えた。先行する大型艇もジャイブしはじめた。「昼から南作戦」これだな。我々も茅ヶ崎沖あたりでジャイブ。初島にバウを向ける。と言っても天候悪くほとんど陸地は見えない。GPSだけが頼りだ。そのうち雨が降り出した。スピンをきつめにセットして交代でカッパに着替える。私が着替えにキャビンに入って出てくると、なんと今までスターンしか見えていなかった「PASTIME2」の横ハルが見えている?!風が振れてあんなにリードされていたのに並んだのだ。いやもしかしたらこちらがやや前かもしれない。「レース委員長!早く早くコース短縮を!いま目の前にフィニッシュラインを!」そうか、Yさんが舵を持っていた方が速いのかも。としばらくスピントリムを勝手に担当。しかし風が戻ったのかまた「PASTIME2」がスルスルと前進。あっと言う間に離されてしまった。そうか、俺がスピントリムをすると遅いのか・・・えーと、待てよ舵がダメ、トリムがダメ、でも「PASTIME2」には並んだ・・・そうかキャビンの中だ!俺がキャビンの中にいると速いんだ!これからはポジション、キャビンの中だな・・・むむむ(無)。

 

結局またもとのポジションに戻って「PASTIME2」を追いかける。風も上がってきて白波が気になる。「どうする?これ以上吹き上がると2人でのジャイブはリスクが高い」「行けるとこまで行って降ろそう」見ると前方で青いスピンがフォアステイに巻き付いて、メインを降ろしてリタイアしていく艇がいる。

「この風だと初島を回った後、ジェノアは無理かも。でもファーラージブだと上らないし。セールチェンジするならスピンを上げてる今のうちにセットしなきゃ」「ジェノアをファーリングしたら?」「したことないよ」「やってダメなら交換しましよう」そう、フォルタレーザのネックはジブの選択が2枚しかないこと。そのうち1枚はファーラージブで深くて上れないのだ。なんとかジェノアを張って走りたい。

 

やがて初島が見えてきた。今まで上っていた「PASTIME2」がすごい角度で落として来て、我々の遥か前方を横切って行った。まるでバイザリーだ。初島が近づいてくるとそれまで散っていたレース艇が集まってくる。アウター側から出て南を走ってきた艇はどうだ?あれ、みんな前を横切っていく。南の勝ち?陸に近づかず、プロパーで走った方が速かったの???

風はジャイブできるところまで落ちてきた。今のうちにジャイブ。すでにトップ艇が初島を回ってこちらに来る。メルゲス32だ。ジブを見るとどうもオーバーラップしているようには見えない。「NO,3かな?」この辺りから雨雲の下に入ると風が上がり風向も振れる。初島まではど真ラン。ワイルドジャイブが気になりそんなに落とせない。レーザーならアンヒールかけてのバイザリーが楽しいのに・・・。

 

結局初島まで無駄なジャイブ2回を含めて5〜6回ジャイブして回航。島の南側に回ってスピンも降ろしあとはクローズ勝負だ。落ち着いて周りを見ると目の前に「バーバリアン」!あれ?確か沖の方で後ろにいたはずなのに!プロパーで走ってきた沖側の艇にみんなやられたってこと?!

初島鉄塔を0度に見て、運営本部に通過時間を報告1156分(?)。ついでにセールビジョンで他艇の位置を確認。すると「波勝」は初島のまだ北側にいると出た。「やっぱりYoさんキャビンで寝ているよ。Hさんのシングルハンドだね」などとぬか喜び。実際はその5分前に初島を回っていたのだった。電池切れか電波が届かなくなって、最後まで「波勝」はその位置を示していた。

 

初島を回ると延々と続く真上りだ。ポートでまずは沖出し。「バーバリアン」が角度を稼がずスピード重視で落として行く。我々は風が落ちてくれたおかげでジェノアのままで高さを稼ぎながら走る。後ろを見れば宮川の「ハルカゼ」も見える。初島まで来て前後は湘南レースだ。しかもレーティングで2艇に負けている・・・(涙)。

「なんかBクラスの艇が見えないね。みんなどこに行ったんだろう?」

 

初島から7〜8海里走った頃、何か海面にカヌーを漕いでいるような物影が2つ。こんな沖合にカヌーは危ないな・・・と思ってよく見ると背ビレだ!来ましたイルカちゃん。今まで初島沖は3回に1回くらいの確率でイルカに遭遇する。でもなにか背ビレの形が違う。鼻先も尖ってないし、もしかしてクジラ?!

見れば5〜6頭の群れがそこら中にいる。30頭くらいはいる!もうレースどころではない。クジラ祭りだ!あっちにも、こっちにも!タックをしたらまた出てきた!バウをかすめて5mくらい横を群れが泳いでいく。全長は3mくらい。鼻先が丸い。帰って調べたらどうやらゴンドウクジラの仲間らしい。いやぁ〜イルカはちょくちょく見るけど、クジラは初めてだったので感動!いるんですね〜相模湾にも。

 

しかし楽しいイベントはここまで。あとは長い長いまるで忍耐比べのような上りを走り続ける。「今、何処?」と聞いても「相模湾のど真ん中」せめて天気でもよければ楽しいんでしょうけど。周りには他のクラスの艇しか見えないのでレースをやっていると言うよりは、ただ早く帰ろう!という気持ちになっている。今回のレースは初島がマークの巨大上下ソーセージコースだ。

昨年は行きも帰りもスピンで、とくに帰りはカッ飛んできたから速かった。途中2時間の無風状態があったけど、それより今年は遅れそうだ。

 

結局風は吹き上がることもなく、ジェノアでそのまま17時49分に逗子沖にフィニッシュ。気になる「波勝」はなんと約25分前にフィニッシュしていた。

むむむ・・・・無念!!!

帰りも6ノット出ているので機走でなくセーリングで帰り、無事19時にシーボニアに帰港。朝、5時出艇なので14時間の航海でした。

 

成績はBクラス14艇中5位。昨年より1位、順位は上がったものの、ぬか喜びの3位以内入賞はできませんでした。侮っていたYAMAHA26YAMAHA28にもやられ「波勝」が4位と悔しいかぎりです。

教訓。前日はあまり飲むな。しっかり睡眠。ぬか喜び禁物。

 

翌日のパーティーは盛大で楽しく、他の艇の人達ともあ〜だこ〜だと楽しい時間を過ごさせて頂きました。ダブルハンド、初島くらいがちょうどいい距離です。応援ありがとうございました。レース中だったのでクジラの写真を撮れなかったのが残念です。

 

                    フォルタレーザⅡ  カトー

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少し大きめのVITE2はこちらから
2012年4月発売のKAZI 5月号掲載
2011年2月発売のKAZI 3月号掲載
保田クルージング

2008年2月発売の
KAZI 3月号掲載
3月号38ページ

2007年3月発売の
KAZI 4月号掲載
4月号66ページ

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