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<S.Y.C.相模湾オープンヨットレース2015>
FORTAREZAレースレポ 7月19日(日)>

 

 夏の到来を告げる相模湾オープンヨットレース。今年は台風の余波が心配されましたが、66艇程の参加で賑やかに行なわれました。

昨年はスタート直前でジブファーラーのヘッドフォイルが外れてしまいDNS。原因はジョイント部分のビスが外れたこと・・・ビス1本でスタートできず無念!今年はその雪辱を晴らすためにも気合い充分。金曜日に行なわれた艇長会議後には横浜勢、宮川勢と同じシーボニアCクラスの皆様と走り比べならぬ飲み比べをして艇速ならぬ酒速も確認してウォーミングアップもばっちり。

 今回のメンバーはISOKS、カトー。助っ人にHさん、Mさんの合計5名。Mさんは初の乗船ながら高校時代FJに乗っていたのでスピントリムを楽しみにやってきたとのこと。心強い!

天気は南西の風7〜8m。台風の余波で嫌なうねりが残っている。天気予報では午後から10mオーバーまで吹き上がる予報。コースは小網代沖〜秋谷沖ブイ往復6マイル。普通にいけば1時間半くらいのレースになるはず。今回は関根さんがしっかりレーティングを計算して下さったので、同じイオロス26でもPASTIME FORTALEZA KIMIの3艇ではレーティングが違う。我々はシーボニアCクラスで上から2番目。つまり1番のPASTIMEの次にフィニッシュしなくてはならない。なおかつ1時間半のレースならPASTIME12秒以内の差でないとPASTIMEには勝つことができない。これは1秒たりとも気が抜けない「イオロス3艇・ワンデザインレース」なのだ。

 スタート1時間ぐらい前にシーボニアを出艇し、GPSにマークを打ち込もうとキャビンに入るとなにかゴムが焦げるニオイが・・・?するとコクピットから「スロットルを上げても艇速が上がらない」との声。うねりがひどくキャビン内でエンジンルームのハッチを開ける気がしなかったのと、スタート時間が迫っていたためエンジンをまず切るように指示。するとエンジンも切れないと。(後から考えるとこの時キーの位置がまだセルモーターを回した時のまま、戻っていなかったのではないかと推測される)一度キーを切りもう一度ONの状態位置にしてエンジンのストップボタンを押す、なんなくエンジンは停止。気がかりだが、そのままの流れでレースに突入していく。

 エンジンのドタバタで時間を取り損ない、なんとなくみんなに合わせてスタート。スタートラインを超えるまでなんと30秒遅れ?!あああ〜PASTIMEとのレーティング差で頂いた12秒がすでに18秒も逆にハンデを背負ってしまった・・・(涙)まだまだ逆転はある!風はギリギリスピンが上がらない角度。なによりうねりが大きくて艇が安定しない。
下を見ると本部船側から
PASTIME、風太郎がいいスタートを切っている。くそ〜!!!前を行く宮川のZipangVをかわし、その後亀木沖まで仲良く走る。亀木周辺はうねりも高く波に乗ったところでサーフィングさせる。瞬間10ノットを超すスピード。気持ちいい!セールはフルメインにNo.3とややパワー不足。FORTALEZAはファーラー仕様のためジブハリも1本で、セールチェンジのときは2枚同時に上げてのジブ交換ができない。そのため帰路上りで吹き上がることを考えると最初からNo.3ジブの選択しかないのだ。ちなみにNo.2もない。

亀木の手前で回航マークを視認。先頭はPASTIMEGITANEV(ヤマハ28SLahainaDufour335)と続いて我々は4位。やはり吹いてうねりが高いと大きい艇が前に出て来る。そして強風に強いヤマハ26Ⅱの2艇も絡んでくる。

 秋谷沖マーク回航。PASTIMEの回航を見て我々も手順を確認。回ればたぶんスタボー1本だ。マークを4番手で回るものの一瞬シートの引きが遅くふくらみ、風太郎にINを取られてしまった。しまった!風太郎がタックするまでタックできない。ああ〜ん下田に向かっちゃうよ〜ん!風太郎早くタックしろ!早くタックだ!風太郎のタック後すぐにタック。あとはスタボーのゆるい上り一本。間もなく風太郎を上から抜き去り、再び4番手に上がる。そのまま亀木を越え、後ろから上に出ようとする風太郎をマークしつつフィニッシュラインへ向かう。
PASTIME
 GITANE V  Lahainaとフィニッシュし次なる4着を目指す。風太郎も隙を見て上に出るタイミングを計っている。ヘルムを持つ磯部はそれをブロック。そんな2艇をあざ笑うかのようにYYCHIROが落としてスピードをつけてアウター寄りフィニッシュラインに向かう。結局フィニッシュは逃げ切り4着、フィニッシュタイム 11:48:16。5着のHIROはその7秒後。6着の風太郎は9秒後とトップ争いではないが最期まで競ったレースで楽しみました。

フィニッシュ後、レースがあっという間の48分で終わった為、少しゲスト用にセーリングお楽しみタイムをもうけてゆらゆらしていたら、風が徐々に吹き上がり10mオーバーに。急いでシーボニアに戻り湾内手前でエンジンをかけてみるとかからず、エンジンルームのハッチを開けてもわからないのでシーボニアにレスキューを頼み、曳航して上架してもらいました。

 レース結果はシーボニアCクラス出艇16艇中11位。まあ仕方がないという結果でした。スタートがすべて。エンジンのメンテをおろそかにした罰ですね。

レースはタックを1回しただけで、スピンも上げず48分で終了。
レースは負けてもパーティーでは勝つ!を信条にしている
FORTALEZAは、もちろん料理に一番近い上1テーブルを死守。ややリコール気味に料理もGETしてお仲間と暴飲暴食を楽しみ、仲間の艇が表彰されると一緒にハッピーな気分のお裾分けを頂きました。相模湾オープンは夏を連れてくる楽しいレースです。個人的にはいつも乗せてもらう波勝と同じコースで勝負したかった・・・かな。

 さて気になるエンジンですが、上架後PASTIMEIさんとバイクレースをやっていてメカに詳しいMさんが調べてくれたところ、メインケーブルのハーネスが焦げて中の導線まで見えていたこと、スターターモーターが黒コゲになっていたこと。スロットルを上げてもスピードが出なかったことなどから、セルモーターを回すキーが戻らず、エンジン始動後ずっとセルが回りっぱなしになっていて、その為過電流になりその熱でケーブルが焦げ、高速で回った為スターターモーターが焼けたのではないかと推測しています。

         フォルタレーザ・カトー

イオロス 横山26 AIOLOS AIOLOS26 26ft 26フィート オークレット VITE 横山一郎